Q.DMARC
Answer
「なりすまし」と判断されたメールを受信側がどのように扱うべきかを促す設定
DMARC: Domain-based Message Authentication, Reporting & Conformance
SPFとDKIM(作成者署名)をサーバに設定されているドメインからメールを配信し、
受信側のサーバで「なりすまし」判定された場合に受信側に対処方法を指定します。
対象のメールを「破棄」,「隔離」,「受信拒否」の3つから対処を促します。
受信側のサーバやセキュリティシステムなどで DMARCレコードは確認され、
迷惑メールの判定要素になると言われています。
※下記何れかの記述例を貴社のドメインを管理するサーバに記述してください。
TXTレコード名(ホスト名): _dmarc.自社ドメイン(例:_dmarc.haihaimail.jp)
DMARC認証に失敗した場合の処理 | TXTレコードの記述例 |
---|---|
DMARC認証に失敗したメールに対して何もしない。 日次レポートを記述した自社アドレス宛にメールで送信する。 | v=DMARC1; p=none; rua=mailto:自社のメールアドレス |
DMARC認証に失敗したメールの 5% を迷惑メールフォルダ※ に 振り分けるようにする。(※受信者側のフォルダ) 日次レポートを記述した自社アドレス宛にメールで送信する。 | v=DMARC1; p=quarantine; pct=5; rua=mailto:自社のメールアドレス |
DMARC認証に失敗したメールの 100% を拒否する。 日次レポートを(自社メールアドレス と 自社メールアドレス2)にメールで送信し、SMTP 不達通知を送信者に返す。 | v=DMARC1; p=reject; rua=mailto:自社のメールアドレス, mailto:自社のメールアドレス2 |
※ 貴社(貴団体)のドメインを管理しているサーバ(DNSサーバ)のTXT欄に記述してください。
※ 送信先のアドレスの部分を貴社(貴団体)のドメイン及びメールアドレスに置き換えください。
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