Q.エラーアドレスはどのようにして管理すればいいですか?
Answer
自動で上限回数による配信制御・ 任意で上限回数管理 ができます。まずエラー対策をしましょう。
配信リストのクリーニング
配信エラー判定がされるメールアドレス(宛先)が多いほど「迷惑メール送信業者」として
迷惑メール判定されやすくなるため、配信リストは定期的にクリーニングしましょう。
「配配メール」では配信エラーの回数上限により届く可能性が無いメールアドレスを配信対象から自動的に除外させる(※)ことができます。
※配信対象から除外しても顧客データベースから自動的に削除される訳ではありません。
※配信エラーは受信側のバウンスメールを基にするため、判定まで平均2~3日掛かります。
配信エラーの履歴を残すため、配信直後に顧客レコードを削除するのは御遠慮ください。
エラー設定
過去に送った本番配信メールで累計3回配信エラーになるとエラーアドレスに登録されます。
エラーアドレスに登録されたメールアドレスは自動的に配信対象から除外され続けます。
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注意事項
エラーアドレスに登録したメールアドレスを一度でも「顧客データベース」から削除すると
仮に同じメールアドレスを再登録しても新しい顧客として扱われるので、ご注意ください。
エラーの発生を抑える
迷惑メール判定は配信先がそれぞれの基準(非公開)で判断しておりますので、これを完全に防ぐことは難しい状況ではございますが、下記にてある程度対策することができます。
重要度★★★★★:送信ドメイン認証(SPF・DKIM)をする
重要度★★★ :送信ドメイン認証 (DMARC)をする
重要度★ :指定受信(ホワイトリスト登録)の設定依頼
送信ドメイン認証(SPF・DKIM)をする
メールの差出人Fromアドレスは、任意に書き換えて送ることができるため、 第三者による 「なりすまし」を送信先に疑われて、迷惑メール判定を受けることがあります。
自社ドメインの所有者本人が「配配メール」から配信していることを証明するために、
「SPF」と「DKIM署名(作成者署名)」をそれぞれ両方ご設定いただくことがメールの到達に有効でございます。
Fromアドレスの独自ドメインを管理しているDNSサーバに指定の文字列を記述して設定します。
■SPF
指定の文字列をDNSサーバのTXTレコードに記述していただきます。(配配メールでの作業無し)
■DKIM署名
配配メールのアカウントでお客様にて発行作業 (約1~2分程度) していただいた文字列を DNSサーバのTXTレコードに記述していただきます。
送信ドメイン認証 (DMARC)をする
SPFとDKIM署名がご設定済みの場合に、より到達可能性を向上いただくことに有効でございます。
貴社ドメインが不正利用された場合に、それをレポートメールで通知し、該当メールの取り扱いを決める設定になります。
ご設定方法は、 SPF・DKIM署名と同様、ドメインを管理しているDNSサーバに指定の文字列を記述いただきます。
■DMARC ご設定について
指定受信(ホワイトリスト登録)の設定依頼
送信ドメイン認証を行っている場合であってもフィルターが非常に厳しいサーバ会社などは
なおも迷惑メール判定を受けたり、送ったメールが届かないことがございます。
特に docomo・au・softbank のいわゆる3大キャリアは受信者自身が行う指定受信設定が
判定基準に影響しやすいと一部では言われています。
受信者側にて送信時に使用するFromアドレスのドメイン部分(@ の後ろ)を指定受信及び
ホワイトリスト登録の設定を行って頂くとよいかと存じます。
各社指定受信設定(ホワイトリスト)ガイドライン
- Gmail メールのフィルタルールの作成
- https://support.google.com/mail/answer/6579?hl=ja
- iCloud 迷惑メールの管理
- https://support.apple.com/ja-jp/guide/icloud/mm6b1a2ced/icloud
- NTT docomo 受信リスト
- https://www.nttdocomo.co.jp/info/spam_mail/spmode/domain/index.html
- Softbank 受信許可リスト設定
- https://www.softbank.jp/mobile/support/mail/antispam/email-i/white/
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