Q.受信時に件名に[SPAM]と表示されてしまう
Answer
送信ドメイン認証が未設定のため、なりすまし判定を受けた可能性があります。
迷惑メール判定や配信エラーの判断は「配配メール」側の仕様に関わらず、
受信側のサーバやセキュリティシステム等で行っているため、送信側では
原因の究明や直接的な対処を行うことはできません。
しかしながら、よくある事例として受信側で「なりすまし判定」がなされ、
受信側の環境で[SPAM]と表示されてしまうことがあります。
「なりすまし判定」は送信ドメイン認証を設定することで回避できますが、
逆に3つ全ての設定が無い場合は回避が極めて難しいと言われております。
「なりすまし判定」とは
設定方法
迷惑メール対策Guideline をご参照ください。
⇒ 以下の設定方法や担当者への設定の依頼方法をまとめています。
1: SPF
2: DKIM(作成者署名)
3: DMARC
「送信ドメイン認証」を設定してないと唐突に発生する場合もあります。
受信側をはじめ、電子メールのセキュリティは年々強化されてきているため、
受信側のサーバ会社やメーラが求めているポリシーや基準等に沿ってないと
判断されてしまうと唐突に迷惑メール判定を受けたり、届かなくなることも
珍しいことでは無いと言われております。
判定基準は受信側でのトップシークレットとされ、公開もされていないため、
定量的に提示できるデータが皆無なのが実情でございます。
しかしながら、Gmail、iCloud、Yahoo! など世界的なメーラが判定基準に
「送信ドメイン認証」の設定有無を要求していることを公表されていること、
欧米をはじめ送信ドメイン認証の設定を義務化している国や地域があること、
以上のことから日本でもほとんどのメーラやサーバ会社側でメール受信時に
送信ドメイン認証の設定有無を判定基準に用いていると考えられているため、
「送信ドメイン認証」の設定を行ってい頂くことが最善策と言えます。
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