FAQ

Q.SPFを設定できない/しても無効になってしまう

Answer

設定先が違う・レコードが2行以上・参照回数オーバーなどの原因が考えられます


なりすましメール判定対策「SPF」について、DNSサーバに設定したにもかかわらず、設定が反映されない・設定が無効でエラーになる、といった場合、主に以下の要因が考えられます。

・設定すべきサーバが異なる
・SPFレコードがDNSサーバ上に2つ以上存在する
・参照回数の上限をオーバーしている
・記載ルールが異なる
・設定内容がネットワークに反映されていない(タイムラグ)



なお、設定状況の確認方法はこちらになります。
Q.SPFレコードが有効となっているかを確認したい

SPFの設定方法はこちらからご確認ください

設定すべきサーバが異なる


SPFは、Fromアドレスのドメインを管理するDNSサーバの、TXT(テキスト)レコードに設定します。

サーバが「DNSサーバ」でない場合や、ドメインに対応するサーバでない場合、設定は反映されません。

設定すると、最長で48~72時間経過すれば、設定状況のチェッカーにて、有効/無効問わず、何かしらの記述が表示されるはずです。
一定時間経過しても記載が変わらない、または、何の記載もない場合は、設定すべきサーバが異なる可能性が考えられます。

※ドメインを取得したサーバと同一とは限りません。別の可能性がございます。
 また、メール配信サーバとは異なります。



※ご設定可能なのは、独自ドメインのみです。
 gmail.com、yahoo.co.jpなどのフリーメーラのドメインは対象外です。


お客様によって、また、ドメインによって、どのDNSサーバをご利用かが異なります。
そのため、ご契約中のDNSサーバにつきましては、自社のシステム担当者様などサーバ管理者様にお尋ねくださいませ。

SPFレコードがDNSサーバ上に2つ以上存在する


まずは こちらの方法で、現在のSPFレコードの設定状況を確認しましょう。

SPFは、DNSサーバに指定の文字列を記載して設定しますが、「v=spf1」から始まるSPFレコードが、同サーバ内に複数存在すると、該当ドメインのSPF自体が無効になってしまいます。

このように、SPFレコードが複数存在し、 いくつかの配信サーバのSPFを設定する場合は、1行に連結させるように記述しましょう。

配配メールのSPF以外に、既に別のレコードが存在する場合、既存のレコード「~all」の直前に、前後に半角スペースを空けて、「include:spf.haihaimail.jp」を追記します。
追記後は、おまとめした分以外のSPFレコードは削除してください。

参照回数の上限をオーバーしている


SPFには、サーバの参照回数が10回まで、それ以上は無効というルールがございます。

もし、SPFにて、複数の配信サーバを参照するように記述いただいており、既に参照回数10回に達している場合は、追加いただくことが難しいものになります。

こちらで設定状況を確認いただいた際に表示される「n/10」が現在の参照回数になります。




別のドメインを使用していただくか、レコードのドメインに対して複数のIPやドメインを指定し登録するなどして、SPFレコードでの参照回数を削減いただければと存じます。

恐れ入りますが、詳しいご対応方法につきましては、貴社システム担当者様にお問い合わせくださいませ。

記載ルールが異なる


SPFはドメインを管理するDNSサーバのTXTレコードに指定の文字列を記述することで設定いただきますが、DNSサーバごとに記載欄が異なりますので、ご契約のサーバの仕様に従って、ご記載いただきますよう、お願い致します。

なお、一部サーバ会社での設定例につきましては、サポートサイトにて転載しております。
ご参考になれば幸いでございます。

(申し訳ございませんが、その他のサーバの設定例のご用意はなく、また、掲載中のものにつきましても、お気づきの点がございましたら、該当のサーバ会社様にお問い合わせをお願い致します。)


SPF全般における書式ルールにつきましては、こちらの外部サイトをご参照いただくとよいかと存じます。
参照サイト:間違いから学ぶSPFレコードの正しい書き方

設定内容がネットワークに反映されていない(タイムラグ)


DNSサーバに設定後、ネットワーク全体に情報が浸透するまでに、最大で48~72時間程度かかると言われております。

設定からしばらく経っても反映されない場合、情報が浸透するまでにラグがある可能性がございます。
お待ちいただければと存じます。

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右記フォームよりお問い合わせください。

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