配配メールをご利用いただくためにまずはこちらをご確認ください。
各項目をクリックすると、操作・設定方法を
動画や画像で確認することができます。
1~5.配信までの基本操作 動画マニュアル(10分)
約10分 字幕/音声あり
1.グループ作成
まずは、宛先のリストや配信内容ごとにグループを作ります。
(グループからメールを作成して配信します)
●グループ作成の動画はこちら
※配信方法の解説も動画でご覧になりたい場合はこちら
(1)「グループ配信」をクリックし、「+新規登録」をクリック

(2)「グループ名」を入力と「Fromアドレス」を選択して「登録」をクリック
※「Fromアドレス」とは、メールを出すときの差出人アドレスのことです。
※「背景色」は配信側がグループを管理する際の視認性をよくするためのものです。
※「配信言語」と「フォーム言語」はオプションの「多言語配信」を申込の場合、表示されます。

※Fromアドレスの追加/修正
「各種設定」タブの「 Fromの設定」にて追加や編集が可能です。
2.解除フォーム 設定(必須) …特定電子メール法で定められています
特定電子メール法によりメール受信者が配信停止を申請できる窓口をメール本文に設けることが義務付けられています。
違反すると罰則や罰金が課されるだけでなく、企業イメージの毀損にもつながりますので、ご注意ください。(配配メールのご契約にも関わります)
窓口として、「連絡先メールアドレス」または「解除受付フォームURL」の表示が義務付けられています。
メール本文下部などに『配信停止をご希望の場合はこちらからお願い致します。』といった文言とともにご案内されるのが、一般的かと存じます。
配配メールでは、各配信グループごとに解除フォームを作ることができます。
このフォームURLから解除申請された顧客は自動的に該当グループで「配信停止」になり、以後、メールが配信されないようにできます。
●解除フォーム設定の動画はこちら
設定方法
(1)「グループ配信」から、解除フォームを作成するグループ名をクリック。
(2)「登録・解除フォーム(と空メール)の設定」>「解除フォーム設定」タブ
(3)[解除フォームの設定へ]ボタンをクリックし、パターンを選択・[登録]
誤解除を防止すべく、パターン2がおすすめです(後から変更も可能)
※パターン1では受信側で導入されているセキュリティシステムがURLにウイルスなどが
含まれていないか検知するために無作為にクリックし、解除されることがございます。
(4)各画面については、デフォルトでメッセージが入力されております。
変更したい場合は、「メッセージとボタンの編集」で内容を編集できます。
(5)公開用フォーム欄の「公開開始する」⇒ 配信状態を「有効」に切り替えます。

解除フォームURLをメール本文に挿入
設定と別途、解除フォームを本文に挿入する必要がございます。
挿入方法はこちらからご確認ください。
3.データベース項目設定
配信先メールアドレスに紐づく顧客情報(お名前・会社名など)を配配メールに登録する場合、読み込むための項目を作成いただく必要がございます。
●動画はこちら
(1)「顧客データベース」>「データベース項目設定」>「+新規登録」をクリック

(2)「項目名」を入力し、「入力タイプ」を選択して、「登録」をクリック
※入力規則は任意で設定することが可能です。

入力タイプに「セレクトボックス」/「チェックボックス」/「ラジオボタン」を選ぶと
「選択肢」欄が表示されますので、選択肢を改行区切りで入力してください。

4.リスト登録
メールを作成・配信する配信グループに配信リストを登録します。
配信グループから送るメールは配信グループに登録されたアドレスに送られます。
●動画はこちら
(1)「グループ配信」をクリックし、配信グループ名をクリック
(2)「配信リストの登録・除外」から「顧客レコードのCSV一括登録」をクリック
(3)表示されている一括登録の手順に従って、一括登録を行ってください。
①[参照]または[ファイルを選択]をクリックし、CSVを選択 ⇒ 「次へ」。
② CSV ファイルの項目とデータベース項目を対応させ、[次へ]。
(読み込み項目がない場合は、本マニュアル「3.データベース項目」を参照し、作成)
③データに問題がないことを確認し、[一括登録]、[OK]をクリック。
※ 必要に応じて、「上書き登録」、「自動停止」にチェックを入れてください。
(4)一括登録の処理結果をご確認ください。
レポート>一括登録・削除の処理結果
過去10日間の処理レポートをご覧いただけます。
成功・失敗・その他・自動停止の各件数をクリックすると、処理結果をCSVでダウンロードできます。
登録したはずの「件数と相違がある」場合、上記手順でダウンロードしたCSVファイルの右端の列の処理結果をご参照ください。
5.メール作成・配信
●動画はこちら
※HTMLエディタでのHTMLメール作成に関してはこちらをご覧ください
(1)「グループ配信」>配信グループ名>[メールの新規作成]をクリック
(2)最初にメール形式(テキスト/HTML)を選択

※オプションを契約中の場合、レスポンシブ対応エディタの有無や配信言語を選択。

画面上に表示されるSTEP順に操作を行って下さい

【HTMLメール】
・HTMLタグで記述いただきます(タグ記述方法はサポート対象外)
・タブ切替えで、HTML/テキストの本文を入力できます。
・HTMLエディタをご契約の場合は[こちらのマニュアル]をご覧ください。
メール本文内に以下のコードを挿入することが可能です。
テンプレート選択 | メールのひな形を選択できます |
---|---|
差し込みコード | 顧客データベース内のデータを差し込むことができます。 ※例:「お名前」の項目の値を宛名として挿入 |
クリックURLコード | クリック数をカウントしたいURLを挿入できます |
クーポン差し込みコード | 配配メールで作ったクーポンを挿入できます |
解除フォームURL | メール配信停止用のフォームURLを挿入します ※有効になっていないと選択できません |
空メールアドレス | メール配信停止用の空メールアドレスを挿入します ※有効になっていないと選択できません |
マイページURL | 登録情報変更用のフォームのURLを挿入します ※有効になっていないと選択できません |
※解除フォーム
特定電子メール法で、受信者自身で配信停止申請できる窓口の設置(オプトアウト)が義務付けられています。
「解除フォーム」では、グループでの配信停止を自動で受け付けることができます。
「解除フォーム」設定・本文への挿入を推奨いたします。
(4)STEP.2は内容確認画面です。この画面でテスト配信を行えます。
メールの文面などに問題があればSTEP.1へ戻り、修正してください。

【テスト配信】

(5)STEP3では、メールを配信する宛先を確定させます。
画面下に表示される件数が配信対象のメールアドレスの件数が表示されます。
▼ 条件を選択して配信先を絞り込む場合
① 詳細検索 をクリック
② 条件追加 をクリック
③ 検索条件を入力
④ 検索 をクリック

(6)STEP4では、『即時配信』か『予約配信』を選択し、『確定』をクリック
※予約配信の場合は、日時の設定を行ってください。

※「承認依頼」ボタンは Standard/Premium/Bridgeプランにて複数ユーザー利用時に表示
一時保存メール/配信結果の確認
●一時保存したメールはどこに保存される?
グループ配信>配信グループ名選択>配信メール一覧>一時保存メール
●配信結果の閲覧
・画面上部「配信履歴」ボタン
各グループ・スポット配信で配信された全メールの配信結果を一覧でご覧いただけます
各メールの件名をクリックすると、より詳細に配信結果をご確認いただけます。
・グループ配信>配信グループ名選択>配信メール一覧
グループごとの配信履歴をご覧いただけます。
各メールの件名をクリックすると、より詳細に配信結果をご確認いただけます。
★配信履歴の詳細はこちらをご覧ください。
6.開封率の計測方法
メールが開かれたかを確認することができます。
開封率はHTMLメールを送信していただければ計測が可能
特別な設定は不要でございます。
なお、HTMLメールはHTMLタグをご記載いただければ、オプションなしでどのプランでも作成いただけます。
※HTMLタグに関してはサポート対象外です。
●HTMLタグなしでHTMLメール作成をご希望の場合は、オプションをご用意しております。
※配配メールPremium・Bridgeプランをご契約の場合はプランに含まれております。別途ご契約は不要です。
HTMLエディタ オプション 月額3,000円(税抜)
エディタについて詳細・お申込みはこちらから
HTMLエディタをご利用の場合
エディタ操作マニュアルをご覧ください。
動画マニュアル 10分程度(字幕あり/音声付き)
7.クリック率の計測
配信前の設定で、メール本文に挿入したURLが読者にクリックされたことを計測できます。
2種類の計測方法がございます。併用可能です。
いずれの場合も、クリック数・クリック率、どの宛先が、いつクリックしたかを集計することができます。
●「クリックURLコード」…URLの事前登録が必要ですが、登録したURLへのアクセスを期間を指定して確認することができます。
●「簡単クリックURL」…事前登録の必要はなく、メール作成の途中でクリックURL設定が可能でございます。手順は本稿で説明いたします。
ただし、簡単クリックURLは期間を指定したアクセス数の推移をご覧いただけません。
簡単クリックURLの設定
(1)本文作成 STEP2「内容確認」画面の『簡単クリック URL 設定を表示』 にチェック。
(2)URL 横に表示されるオレンジ色のチェックボックスにチェックを入れます。
(3)チェックが入ったURLは配信先でURLに変換され、クリックカウントがとれます。

(4)配信後は配信済みメールの本文の下にクリックレポートが表示されます。
簡単クリックURLのチェックを自動的に付ける方法(おすすめ)
(1) 各種設定 > 簡単クリック URL 初期値の設定
(2)「+新規登録」をクリック。
(3)簡単クリック URL の初期値として設定する条件について、入力及び選択する。
例:「http」と入力し、「登録」ボタンをクリック。

※2020年11月26日以降に環境発行されたお客様はこのご設定(簡単クリックURLの「http」設定)はあらかじめされております。
8.SPFの設定(重要:迷惑メール判定回避設定)
メールのルール上、送信元アドレスを自由に書き換えて送ることが可能であるため、
配信側で対策をしないと、受信側は第三者による「なりすましメール」と疑い、迷惑メールフォルダ振り分けされたり、受信ブロックされる可能性があります。
(実際に、下記設定をしないと届かないような宛先が存在します)
これを防ぐため、「SPF」と「DKIM署名」のご設定をお願い致します。
なりすましメール判定を防ぐには、両方のご設定が必要です。
配配メールでメール送信する際のFromアドレスのドメイン部分(@右側)を管理しているサーバ:DNSサーバに、指定の文字列を書き込むことで、ドメイン所有者本人が送ったものだと証明でき、なりすましメール判定を回避できるようになります。
SPFの設定手順
DNSサーバに配配メールのSPFレコード(文字列)を書き込むことで設定できます。
指定の内容について、ご自身で、あるいは、自社のシステム担当者様やサーバ会社にお問い合わせいただき、ご設定をお願い致します。
設定できているか、状況の確認はこちらをご確認ください。
SPFレコード自体を初めて設定する場合
▼「配配メール」のSPFレコード (こちらをDNSサーバに記述) ▼
TXT “v=spf1 ip4:送信メールサーバの IP アドレス include:spf.haihaimail.jp ~all”
※「送信メールサーバのIPアドレス」は貴社側の送信サーバのIPアドレスを記述します。
※「配配メール」側のIPアドレスではございません。
上記TXTからの文字列を貴社システム担当者様またはサーバ会社に共有してください。
⇒「DNSサーバにTXTレコード(上記の SPFレコード)を新規に設定してください」と
お伝え頂きますとスムーズに設定頂けるかと存じます。
「配配メール」のSPFレコードを既存のSPFレコードに追記する場合
既に別サービスのSPFレコード(OutlookやG Suiteや GMOなど)が設定済の場合には「include:spf.haihaimail.jp をDNSサーバに追記してください」と御伝えください。
SPFの設定に関する注意事項
SPFの設定は自社のドメインを運用(管理)されているサーバ内で設定する必要があり、
具体的な設定方法は各サーバ会社などによって個別、管理・規定されております。
サーバ内の詳細な設定方法が公開されていないため、自社のシステム担当者様あるいは
サーバ会社様のサポートセンター等に「SPFレコードを追記したい」と御伝えください。
※RFC(国際的な技術仕様書)により参照回数は10回までと規定がされておりますので、参照回数が10回を超えないようご注意ください。※ Gmail(G-Suiteを除く)、Yahoo!メール、iCloud、nifty などでは設定できません。
※一部のサーバ会社様では先方の仕様等により、設定が出来ない場合があります。
English Manual
サーバ会社での設定例
以下はあくまでサーバ会社様の設定の一例となり、弊社から個別の案内は致し兼ねます。
設定方法の詳細につきましては、各サーバ会社のサポートサイトやFAQ等をご覧頂くか、各サーバ会社のサポート窓口に直接お問い合わせください。
A:お名前..com NAVI
① 「お名前.com」のサーバ管理画面にアクセスします。
② 「ドメイン設定 > ネームサーバの設定 > DNS設定 / 転送設定」をクリックします。
③ 設定するドメインをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
④ DNS レコード設定を利用する「設定する」をクリックします。
⑤ 【 ●入力 】の箇所に以下の情報を設定します。
※ 先に「TYPE」をプルダウンでTXTを選択してください。
TYPE: TXT
TTL: そのまま
VALUE: v=spf1 +ip4:送信メールサーバの IP アドレス include:spf.haihaimail.jp ~all
※「spf1」、「IPアドレス」、「.jp」の後ろにそれぞれ半角のスペースが入ります。
※「送信メールサーバのIPアドレス」には貴社(貴団体)のドメインを管理するサーバのIPアドレスを記述します。
※「お名前.comレンタルサーバー」の場合は上記とは方法が異なります。
※尚、 SPFレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については
各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
B: さくらインターネット
① さくらインターネットの会員メニューにログインします。
②「契約情報」>「契約ドメインの確認」>「ドメインメニュー」をクリックします。
③「ゾーン編集」をクリックし、「変更」ボタンをクリックします。
エントリ : 無記入
種別 : TXT
DNSチェック : 「する」
値 : v=spf1 ip4:送信メールサーバの IP アドレス include:spf.haihaimail.jp ~all
TTL : チェック不要
「ドメインのSPFレコードの設定」
※尚、 SPFレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
C: XSERVER(エックスサーバー)
① エックスサーバーのサーバパネルにログインします。
※ IPアドレスを確認する場合は「サーバー情報」でIPアドレスを確認できます。
②「DNSレコード設定」をクリックします。
③「DNSレコードの追加」をクリックします。
ホスト名 : 未記入
種別 : TXT
内容 : v=spf1 ip4:送信メールサーバの IP アドレス include:spf.haihaimail.jp ~all
優先度 : 0
④「DNSレコードの追加(確認)」をクリックします。
「DNSレコードの編集」
※尚、 SPFレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については
各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
D: ムームードメイン(heteml、LOLIPOP含む)
① ムームードメインのコントロールパネルにログインします。
※ IPアドレスを確認する場合は「基本情報」にて確認することができます。
②「ドメイン管理」>「ドメイン操作」>「ムームーDNS」をクリックします。
③ 編集するドメインの「変更」ボタンをクリックします。
④「カスタム設定」をクリックします。
サブドメイン : 未記入
種別 : TXT
内容 : v=spf1 ip4:送信メールサーバの IP アドレス include:spf.haihaimail.jp ~all
優先度 : 未記入
⑤「セットアップ情報変更」ボタンをクリックします。
⑥「ネームサーバ設定変更」をクリックします。
⑦「ムームードメインのネームサーバを使用する」を選択し、「ネームサーバ設定変更」をクリックします。
「ムームーDNSセットアップ方法」
※「heteml(ヘテムル)」や「LOLIPOP(ロリポップ)」の場合は通常、ムームーDNSでSPFを設定します。
※尚、 SPFレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
E: G-Suite( Gmail )
G-Suiteを使用する場合、Googleはドメインを発行していないため、ドメインを発行したサーバ会社で設定します。
非常に稀ですが、G-SuiteをDNSとして利用していることもあり、その場合は下記サイトを参照ください。
「G-Suite 管理者ヘルプ」
※尚、 SPFレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
SPFが設定されているかの確認方法
A:dmarcian(外部サイト)
dmarcian.com
① ページ内の Enter domain の部分に、該当のドメイン(@なし)を入力します。
② 緑色の「Survey domain」ボタンをクリックします。
③ Congratulations! Your SPF record is valid. と記載されているかを確認して頂き、Record の中に v=spf1 include:spf.haihaimail.jp ~all の記述があれば有効です。

※参照:間違いから学ぶSPFレコードの正しい書き方(外部サイト)
B:Gmail、Yahoo!メールなどのアカウントを使用して確認
・Gmailを使用してのテスト方法
① 配配メールからお客様自身のGmailアドレスへメールを送信
② WebメールページからGmailの受信ボックスを開きます
③ 受信した件名をクリック→右上の▽(その他)タブをクリックします
④ プルダウンから「メッセージのソースを表示」をクリックします
⑤ 受信したメッセージのヘッダ情報とSPFのチェック結果が表示されます
SPF: PASS ( IP:**.****.***.**)。 詳細
⑥ 「spf=pass」となっている場合はSPFレコードの認証が有効です
※ スマートフォンアプリ版では確認することが出来ません。
・Yahoo!メールを使用してのテスト方法
① 配配メールからお客様自身のYahoo!mailアドレスへメールを送信
② WebページからYahoo!mailの受信ボックスを開きます
③ 受信した件名をクリック→[詳細ヘッダー]をクリックします
④ ヘッダ情報が表示されます
⑤ 情報の中に「spf=pass」とあれば認証が有効です
9.DKIM署名の設定(迷惑メール判定回避設定)
メールのルール上、送信元アドレスを自由に書き換えて送ることが可能であるため、
配信側で対策をしないと、受信側は第三者による「なりすましメール」と疑い、迷惑メールフォルダ振り分けされたり、受信ブロックされる可能性があります。
(実際に、下記設定をしないと届かないような宛先が存在します)
これを防ぐため、「SPF」と「DKIM署名」のご設定をお願い致します。
なりすましメール判定を防ぐには、両方のご設定が必要です。
配配メールでメール送信する際の、
Fromアドレスのドメイン部分(@右側)を管理しているサーバ:DNSサーバに、
指定の文字列を書き込むことで、ドメイン所有者本人が送ったものだと証明でき、
なりすましメール判定を回避できるようになります。
DKIMについて
「DKIM」とは送信側でメールヘッダに電子署名を付加けて、受信側のサーバで送信元の
「メールの中身の信用度」を立証するための設定(対策)です。
受信側のサーバに対して送信元のFromアドレスを詐称していないことを SPFで担保し、
メールの中身の信用度をDKIMで担保することで「なりすまし」でないこと立証します。
DKIMには2つの種類があります。「作成者署名」のご設定をお願い致します。
配配メールで発行した文字列(公開鍵)をDNSサーバに書き込むことで設定できます。
種類 | 効果と特徴 | 設定のポイント |
第三者署名 | 認証強度は弱い なりすましは防げない | 配配メールの管理画面上で設定が完結 |
作成者署名 | 認証強度が強い なりすまし判定を回避できる | DNSサーバのTXTレコードに公開鍵を設定する |
DKIMの設定手順
事前設定:「各種設定」でDKIMが設定できるようにする
DKIM署名を設定するには予め「配配メール」の管理画面上で操作が必要となります。
「各種設定」>「システム設定」>「基本設定」>「DKIM署名付メール送信」を「利用する」

これだけでは設定が完了しません。
上記を実施の上、下記に従ってDKIM署名を設定頂きますようお願い致します。
「作成者署名」の作成と設定内容の確認
設定箇所:「各種設定」タブ >「Fromの設定」>「DKIMの設定」>「 + 新規登録」
※「DKIMの設定」が表示されない場合、先に「各種設定」で設定変更をしてください。

※セレクタとは発行する公開鍵・秘密鍵の名前(ラベル)で、半角英数20字以内という他に決まりはありません。
※セレクタは覚える必要も無いため、お好きなように入力してください(ドメインの内容と同じにしないでください)

「BINDでの設定例を表示する」で表示された部分をサーバに記述します。
※サーバ会社様の仕様などにより、設定内容が異なる場合があります。

サーバ会社に(TXTレコード)設定を行って頂きますようお願い致します。
上記の「BINDでの設定例を表示する」に記載されている文字列と併せて、
「DNS サーバにTXTレコードを設定してください」とシステム担当者様、
またはサーバ会社様に御依頼頂くとスムーズに設定できるかと存じます。
サーバ側で設定が終わった後に「配配メール」上で行うこと
「各種設定」タブ >「Fromの設定」>「署名の設定」

※ サーバでの設定前に上記画面にて変更頂くことも可能です。
「第三者署名」の設定(作成者署名を設定した場合は第三者署名は不要)
「各種設定」での設定変更が完了しましたら、下記の手順にて御設定ください。
「各種設定」>「Fromの設定」>「署名の設定」>「第三者署名」にチェック >「変更」ボタンをクリック
※第三者署名はサーバでの設定は必要ありません。
サーバ会社での設定例(作成者署名)
以下はあくまでサーバ会社様の設定の一例となり、弊社から個別の案内は致し兼ねます。
設定方法の詳細につきましては、各サーバ会社のサポートサイトやFAQ等をご覧頂くか、
各サーバ会社のサポート窓口に直接お問い合わせください。
※契約頂いているサーバ会社のプランなどによって、設定箇所が変わる場合があります。
また、記述する内容も一部異なる場合がありますので、予め御含み置きください。
A: お名前.com Navi
①「お名前.com」のサーバ管理画面にアクセスします。 ※「お名前.comレンタルサーバー」は方法が異なります。
②「ドメイン設定 > ネームサーバの設定 > 「DNS設定/転送設定」をクリックします。
③ 設定するドメインをチェックし、「次へ」ボタンをクリックします。
④ DNSレコード設定を利用する「設定する」をクリックします。
⑤【 入力 】の箇所に以下の情報を設定します。
※ 先に「TYPE」をプルダウンで TXT を選択してください。
ホスト名 : FQDN部分のドメインを除いた部分(例:haihaibeginner._domainkey)
TYPE : TXT
TTL : そのまま
VALUE:「BINDでの設定例」の1行目 v=dkimから最後まで(”は除く)
( 例 : v=DKIM1;p=MI~~lkidKStF5iwdMJ9DLcvvhzaaQIDAQAB )
※尚、 DKIMレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については
各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
B: さくらインターネット
① さくらインターネットの会員メニューにログインします。
②「契約情報」>「契約ドメインの確認」>「ドメインメニュー」をクリックします。
③「ゾーン編集」をクリックし、「変更」ボタンをクリックします。
エントリ : FQDN部分のドメイン名を抜いた文字列を記載(例:haihaibeginner._domainkey)
種別 : TXT
値 : 「BINDでの設定例」のv=dkimから最後まで(”は除く)
DNSチェック: 「する」
TTLの指定 : チェック不要
④「新規登録」をクリックします。
⑤ 画面左下の「データ送信」をクリックします。
※尚、 DKIMレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については
各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
C: XSERVER(エックスサーバー)
① エックスサーバーのサーバパネルにログインします。
②「DNSレコード設定」をクリックします。
③「DNSレコードの追加」をクリックします。
ホスト名 : FQDN部分のドメイン名を抜いた文字列を記載(例:haihaibeginner._domainkey)
種別 : TXT
内容 : 「BINDでの設定例」のv=dkimから最後まで(”は除く)
優先度 : 未記入
④「DNSレコードの追加(確認)」をクリックします。
※尚、 DKIMレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については
各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
D: ムームードメイン(heteml、LOLIPOP含む)
① ムームードメインのコントロールパネルにログインします。
②「ドメイン管理」>「ドメイン操作」>「ムームーDNS」をクリックします。
③ 編集するドメインの「変更」ボタンをクリックします。
④「カスタム設定」をクリックします。
サブドメイン : FQDN部分のドメイン名を抜いた文字列を記載(例:haihaibeginner._domainkey)
種別 : TXT
内容 : 「BINDでの設定例」のv=dkimから最後まで(”は除く)
優先度 : 未記入
⑤「セットアップ情報変更」ボタンをクリックします。
⑥「ネームサーバ設定変更」をクリックします。
⑦「ムームードメインのネームサーバを使用する」を選択し、「ネームサーバ設定変更」をクリックします。
※「heteml(ヘテムル)」や「LOLIPOP(ロリポップ)」では通常ですとムームーDNSでDKIMを設定します。
※尚、 SPFレコードの設定は上記のような各サーバ会社が管理を行っており、設定が上手くいかない等については
各サーバ会社のサポートサイトまたはFAQサイトをご参照頂きますようお願い致します。
E: その他のサーバ
お客様のドメインを管理しているサーバ会社またはシステム担当者様に御依頼ください。
尚、G -Suiteの場合はドメインを発行したサーバ会社にて設定を行うことが一般的です。
※各サーバ会社での設定方法が公開されていないため、弊社からの御案内ができません。
※サーバ会社により設定が出来ない、設定作業が有料となる場合があります。
DKIM(作成者署名)が設定されているかの確認方法
A:dmarcian(外部サイト)
① ページ内 Enter domain の部分に、該当のドメイン(@なし)を入力します。
② ページ内 Enter selector の部分に、下記の作成者署名のセレクタを入力します。
※管理画面内の「各種設定」>「Fromの設定」>「DKIMの設定」にて確認
③ 緑色の「Inspect DKIM」ボタンをクリックします。
Your DKIM record is valid. と記載されていれば成功です。

B:Gmail、Yahoo!メールなどのアカウントを使用して確認
・Gmailを使用してのテスト方法
① 配配メールからお客様自身のGmailアドレスへメールを送信
② WebメールページからGmailの受信ボックスを開きます。
③ 受信した件名をクリック → 右上の▽(その他)タブをクリック
④ プルダウンから「メッセージのソースを表示」をクリック
⑤ 受信したメッセージのヘッダ情報と DKIM のチェック結果が表示されます
dkim=pass header.i=@〇×△□ と記載されていれば有効です
※ スマートフォンアプリ版では確認することが出来ません。
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