迷惑メールと判定される理由

なぜ迷惑メールと判定されるのか?

 迷惑メールフィルタの判定基準等は受信側のサーバやセキュリティシステムにより異なり、また、判定基準等は公開されていません。
 しかしながら、一般的には以下のような理由が挙げられます。
 

番号概要
【1】メール認証設定が十分にされているか?【重要】
【2】エラーメールを大量に送っていないか?
【3】迷惑メール通報の数が多いかどうか?
【4】メールサービスごとの受信判定基準

【1】メール認証設定がされているか(SPF、DKIM、DMARC)【重要】


メールの仕組み上、Fromアドレスを任意に書き換えても送信ができるため、送信先から、送信元の「なりすまし」メールの疑いをかけられ、受信を拒否される・受信しても、迷惑メールフォルダに振り分けられる懸念がございます。

差出人本人が送信していると証明するために、Fromアドレスのドメインに対して認証設定する必要があります。

その方法が、SPFDKIM署名です。
こちらの両方をFromアドレスのドメインを管理する「DNSサーバ」に設定することで、なりすましメール判定を回避することができます。

上記をご設定の上、更に、DMARCを設定すると、より配信元の信頼性が向上し、迷惑メール判定の可能性を低減できます。


近年では SPFDKIMDMARC は一斉送信で配信する場合は設定を必須とするメールサービスもございます。

まずは、こちらのご設定をお願い致します。

【2】エラーメールを大量に送っていないか?

 
 「エラーメール」とは何らかの理由によって、受信先へと届かなかったメールのことです。

 迷惑メールフィルタは同一の送信サーバまたはIPアドレスから1日毎に何通のアドレスが
 エラーメールになっているか
を監視しており、件数が多ければ多いほど受信側のサーバで
 迷惑メール判定を受けやすくなると言われています。
 
 エラーメールを幾度も配信すると迷惑メールフィルタ等が警戒して届いていたアドレスも
 迷惑メール判定を受けたり、ブラックリスト登録されてしまう場合があります。
 
 「配配メール」では配信毎に複数の送信サーバまたはIPアドレスに分散して配信しており、
 大量配信による受信側のブロックを回避する取り組みを実施しています。

 
 また、エラーアドレスが何度も配信されないようにアドレス毎に一定数カウントされると
 自動的に配信リストから除外される
仕組みを備えています。

【3】迷惑メール通報が多くされているか?


 GmailやYahoo!メールのフリーメールでは受信者が「迷惑メール通報する」のボタン等を
 どの程度押されたか配信元IPアドレス、ドメイン、本文内の単語と紐づけて記憶しており、
 一定の条件を満たすとフィルタで迷惑メール判定されやすくなると言われています。

【4】メールサービスごとの受信判定基準


各メールサービスでは受信の可否を判断するための基準がございます。
こちらの判断軸は多数存在すると考えられ、宛先ごとに、利用サービスや設定により異なります。

受信者保護の観点からその殆どは公開されていませんが、一部をポリシーとして掲載しているものもあるようでございます。
(恐れ入りますが、外部サイトになるため、内容に関するお問い合わせが該当サービスへお願い致します。)

下記は一例ですが、該当箇所がございましたら、ご対応いただければと存じます。

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