Q.迷惑メールフォルダに振り分けられたかどうか・その顧客を特定できますか?
Answer
迷惑メールフォルダに振り分けられる場合、受信はできており、その後の状況は分かりません
結論から申し上げますと、迷惑メールフォルダに振り分けされた顧客レコード(メールアドレス)や、その件数を特定することはできません。
配配メールからメールが配信されて、送信先で何らかの要因で”届かなかった場合”は、メールの不達を知らせる「バウンスメール」という通知が、送信先サーバから配配メールに送られるため、その内容を解析し、「配信エラー」の有無や、エラー種別を表示することができます。
しかしながら、迷惑メールフォルダに振り分けられたということは、メールの受信はできており、メインの受信ボックスから避けられたということになります。
この場合、送信先から配配メールにメッセージは送られず、配信側では、どのような状況かを知る術がありません。
よって、迷惑メールフォルダに振り分けられたか否かを、配信側で把握することはできない、ということになります。
迷惑メールフォルダに振り分けられないよう対策が必要
メインのフォルダではなく、迷惑メールフォルダに振り分けられるということは、配信先でのセキュリティ基準により、迷惑メールとの判定・疑いがされたということになります。
※判断基準は様々あり、受信環境によって内容が異なります(受信者保護のため非公開です)
対策といたしましては、下記を推奨しております。
①【重要】なりすましメール判定を回避する
まずは「SPF」と「DKIM署名(作成者署名)」をご設定ください。こちらが最も効果的です。
②「DMARC」を設定する
①をご設定の上、こちらも設定するとより配信先からの信頼性が向上し、到達可能性が高まります。
③配信リストを精査する
使われていないアドレスがないか、トラップ・アドレスが含まれないかを確認しましょう。
配配メールではエラーアドレスの管理も可能です。
また、2024年7月17日よりリストクリーニング機能が追加され、顧客アドレスの登録時、
トラップ・アドレスが含まれる場合は該当アドレスは登録されません。
④指定受信の依頼をする
主にキャリアなどでのブロックを回避するためのホワイトリストの依頼です。
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