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反応率・不達率が表示されるようになりました
配配メール・バージョン6.6(2021年2月24日リリース)より
メールマーケティングのKPIである、反応率・不達率がメール一覧画面に表示されるようになりました。
反応率
CTOR(Click to Open Rate)。開封した読者の内、どれぐらいの人がクリックしたかの割合
反応率= (ユニーククリック数 / HTMLメール開封数)×100
不達率
エラー率。配信リストのうちメールアドレスの不備などにより
届かなかったメールの割合
不達率= (配信エラー数 / 配信成功数)×100
CTORはメールの質を見る
メールマーケティングにおけるメルマガにて、メールコンテンツが良かったかどうかを判断するのに有効なのは、そのメールでどれだけの人がクリックしたかどうか、です。
メールマーケティングのメルマガでは、そのメールでどれだけの人が実際に反応してくれたか=クリックしてくれたかを見る必要があります。
簡素化すれば、クリック数が多いメルマガ=よいコンテンツ と判断できます。
そのため、そのメールが受信者に興味・関連するものであったかどうか、はCTORを見るのが最も有効です。
CTORは開封数を母数としております。
そのため、開封まで行った人の内、どれだけの人がクリックしたか(またはクリックしなかったか)を見ます。
CTORは、クリック率:CTR(Click Through Rate)と比べ、メールの質を評価するのに適しているといえます。
クリック率と反応率
クリック率は到達率や開封率の影響も受けますので、改善するときはコンテンツの調整だけではなく、配信しているターゲットや送信時間についても見直しが必要です。
反応率(CTOR)は、到達率や開封率の影響を受けないため、コンテンツそのものの評価をするときに使用します。
CTORを高める方法
開封率・開封数はメルマガにとって重要です。しかし、開封率だけが高くても意味はありません。
そのメールがどれだけクリックされたか=コンバージョンしたか、が同様に重要です。
件名は魅力的に。ただしコンテンツに関連させる
メールコンテンツの特徴として、開封されるまで中身がわからないということがあります。
そのため、開封の際して最も重要なのが 件名/タイトル です。
多くのメルマガ担当者、マーケターが、見てもらうための件名を考えています。
「おっ!」と唸るような件名にみな、頭を悩ませています。
また高い開封率を得るためだろう、ユニークな件名、刺激的な件名を目にする機会もあるのではないでしょうか。
しかし度が過ぎてしまうといわゆる「釣りタイトル」のようになってしまい、読者に拒否されてしまう要因にもなってしまいます。
弊社とAIアナリスト:WACALとの共同研究では、コンテンツと関連性の薄いタイトルはクリック率に寄与しないというデータが得られています。
参考▶
クリックしてもらえる可能性が高いメールの件名と本文とは?メールのベストプラクティス研究
CTAは分かりやすく簡潔に
メール内に設置する CTA(Call To Action)=クリック設定箇所 は、
分かりやすく簡潔にしましょう。
開封した人にしてほしいことがなんなのか、を明確にしておくのがポイントです。
CTAは、URLテキスト、テキストリンクと比べ、ボタン表示が有効です。
その他、コンテンツ作成のポイントを別途コラムに掲載しております。
読者に価値を届ける
メールの成果とは、メールを通じて読者に価値を提供できたか? といいかえることができます。配信したメールのCTORを元に、価値あるものを提供できたか確認しましょう。
株式会社ラクス カスタマーサクセス担当:名嶋