効果を上げるメールのポイントは3つ! コンテンツ製作はシンプルに。

みなさん、メールに費やす時間はどのくらいはどのくらいでしょうか?
とある調査では、ビジネスマンがメールの閲覧や送信作業に費やす時間はなんと、1日約3時間だそうです。

ビジネスマンは1日の1/3以上をメールに費やす

この結果からすると、労働時間の実に1/3以上をメールが占めているといえます。

「本当に?」と思うかもしれませんが、一日中メールのやりとりだけしていた、ということに心当たりのある方も多いのでは?

ビジネスチャットの登場などもありますが、まだまだビジネス上のメール利用頻度は高いようです。

メルマガの閲覧時間は?

対して、メルマガの閲覧時間はどのくらいでしょうか?
1通あたりの閲覧時間は10秒以下。平均約7秒といわれています。

ビジネスマンのメール処理時間と対比すると、驚くほど短いと思われるかもしれません。

しかし、考えてみるとビジネス等のメールで、がっつりとメール仕事だけをしてたり、じっくりとメールを見る、という機会は意外と少ないのではないでしょうか?

本当に重要なメールはあると思いますが、非効率なケースや緊急性のないメール、一斉周知できているメール、「必要なの?」というCCメールなどなど、様々なメールがメールボックスに届き、それをさばくことに時間がかかっていることも多いでしょう。

そうなると、重要ではないと見なされたメールは、さっと流し読みされるのは想像に難くありません。

ビジネス以外のプライベートでも様々なコミュニケーションツールや娯楽が登場し、可処分所得時間の奪い合いが激化。
興味を持たれないと読まれない、読み飛ばされるという状況は変わらないといえるでしょう。

メルマガは「読ませない」! 

さて、メールマーケティングの目的は資料請求や購入などの成果を出す――「態度変更を起こしてもらうこと」です。

なので、メルマガは、7秒間で行動を起こしてもらうための「つくり」を意識しないといけません。

7秒という超短時間で伝えるため、コンテンツポイントを押さえて簡潔になっていることがなにより大切です。

効果を高めるコンテンツ作成のポイントは3つ

CTAはボタン!

1つは、ランディングページへ誘導するCTA(コールトゥーアクション:行動を促すパーツのこと)は「ボタン」にすることです。

弊社の調査では、テキストメールのテキストリンクと比較した際、HTMLメールのボタンリンクはクリック率が8倍も高いという結果が出ています。

CTAは必ずファーストビューに

2つ目は、CTAをファーストビューに入れることです。

ファーストビューというのは、メールを開封した際にスクロールをせずに表示される範囲のことを指します。

伝えたい内容とリンクをファーストビューに入れるためにも、担当者を悩ませる時候のあいさつや編集後記はメールマーケティングにおいて必要ありません。

CTAは少なく。できれば1個に絞る

3つ目は、1メールにつき1CTAにするということです。
メールの閲覧時間は7秒なので、CTAを複数置いても下に行けば行くほどクリック率は減少します。

また、1つ目のCTAをクリックしてランディングページなどに遷移した人がまたメールに戻ってくることはほぼありません。
1つのメールに複数のCTAを設置するくらいであれば、別のメールとして配信する方が効果は高くなります。

さて、今回のコラムはいかがだったでしょうか?

メールがどういう状況や環境で見られているか、そこを踏まえて、成果に繋がるメールを意識して作っていきましょう!

みなさまのメールマーケティング活動の一助になれば幸いです。

株式会社ラクス カスタマーサクセス担当:名嶋

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