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顧客の受信環境に応じて最適なメール形式で表示
配配メールでは、HTMLメール形式で配信する場合、マルチパート配信を行います。
マルチパート配信とは、顧客の受信環境に応じて、
HTMLメールとテキストメールのうち最適なメールを表示させる配信のことです。
HTMLメールを表示させない顧客にも正しい情報を送ることができます。
HTMLメールとテキストメール
Eメールの配信形式は大きく分けて、テキストメールとHTMLメールの2種類が存在します。
テキストメール
テキストメールとは、その名の通り文字(テキスト)だけで作成されたメールのことです
入力したテキストがそのまま本文となります。そのため、専門的な知識は不要で、手軽に作成することが可能です。
テキストメールは画像の挿入や表示、文字装飾ができません。その代わりにすべてのメールソフトで受信が可能です。
HTMLメール
HTMLメールとは、ホームページを作成するときなどに使用する「HTMLタグ」を使用して作成したメールのことです。
HTMLを使用することで、文字以外の視覚的な表現が可能です。
またメールの開封情報を取得することもできます。
テキストメールと異なり、メールソフトによっては正しく表示されない場合があります。
マルチパート配信の仕組み
HTMLメールはテキストの色を変更したり、画像を挿入したり、開封率を取得することができるといったメリットがあります。
ただ、読者の受信環境によってはHTMLメールを表示できない場合があります。マルチパート配信機能はそのような場合でも、テキストメールを表示させることができます。そうすることで、すべての読者にきちんと情報を送ることが可能になります。
テキストメールの本文自動生成機能
マルチパート配信の場合は、メール本文をHTML形式とテキスト形式の2つを用意する必要があります。
テキスト形式部分を入力せずに配信してしますと、テキストメールしか受信できない方には「白紙(ブランク)」として表示されてしまいます。
そういったことを避けるため、配配メールでは「HTMLからのコピー」機能を実装いたしました(2020年8月26日/バージョン6.4にて機能リリース)
メール本文作成画面のテキストメールタブにて、「HTMLからコピー」をクリックすると、HTMLメールタブで作成したHTML記述の本文がテキストで自動生成されます。
この機能により、メールを白紙(ブランク)で届けることを回避するとともに、
テキストメールの作成時間を短縮することが可能です。ぜひ、ご活用ください。
機能詳細についてはFAQをご参照ください。
FAQ:HTML形式の内容をテキスト形式にもコピーしたい
スマートフォンの普及とともにHTMLメールを受信できるようになりました。しかし、少数ですが、一部の受信環境(古いフィーチャーフォン等)やセキュリティによりHTML形式の表示ができない読者もいらっしゃいます。
HTMLメールの利点を踏まえつつ、マルチパート配信を使ってしっかりと読者にメールを届けていきましょう。
株式会社ラクス カスタマーサクセス担当:名嶋